ニュースリリース

2018年1月15日

法人・個人事業主のお客さま

全国初の地銀・信金連携による「RESAS×財務データ」を活用した地域産業分析〜洞爺湖周辺地域の観光産業の「稼ぐ力」強化に向けたワークショップを開催します〜

経済産業省北海道経済産業局、伊達信用金庫、(株)北洋銀行は、「RESASと金融機関データを融合させた地域中核産業分析モデル」を活用し、洞爺湖周辺地域の宿泊業を対象に分析を行いました。
本分析結果を踏まえ、産学官金が連携して課題解決の方向性を検討する政策立案ワークショップを洞爺湖町で開催します。

1.洞爺湖周辺地域の産業分析について
(1)背景
当局及び(株)北洋銀行では、地域の稼ぐ力強化に必要な現状分析や課題抽出を行うため、昨年度、「RESASと金融機関データを融合させた地域中核産業分析モデル」を全国で初めて共同開発しました。
今年度は、同モデルを活用した地域産業支援を加速化させるため、道内有数の観光地である洞爺湖周辺地域を主要営業エリアとする伊達信用金庫と連携し、特に観光分野の主要業種である宿泊業の発展に向けた現状分析等を行うこととしたものです。

<分析モデルの構成>
【第1段階】RESASデータ(稼ぎ・雇用面)から地域中核産業を抽出・分析。
【第2段階】金融機関保有の取引先財務データにて、地域中核産業の収益性や投資力等を分析。
【第3段階】上記分析を踏まえ、企業等との対話を深め、「稼ぐ力強化」に向けた取組を提案。

(2)洞爺湖周辺地域の産業分析結果
「RESASと金融機関データを融合させた地域中核産業分析モデル」
(伊達市・壮瞥町・洞爺湖町・豊浦町の宿泊業の分析事例)
詳しくはPDFでご覧ください(PDF 2,162KB)

<分析概要>
◆RESASデータ等から、インバウンドを中心とした観光客の増加や宿泊単価の上昇がみられる一方、滞在時間の短さなどの課題を把握。
◆取引先財務データ等から、取引先の平均売上高は増収しているものの、低い利益率や設備投資の遅れ、人手不足などが顕在化。
◆分析をもとに、「企業、地方公共団体との対話」を通じて、資金調達やマーケティング支援等の取組を提案。

2.RESASを活用した政策立案ワークショップの概要
上記分析結果や観光分野の有識者による課題解決事例の紹介を通じて、関係地方公共団体や観光関連事業者と現状や課題を共有するとともに、当該地域における観光振興に向けた今後の取組等について、産学官金の関係者と意見交換を行うことを目的に開催します。

【日時】2018年1月29日(月)13:30〜16:30
【場所】洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス(北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉21番地)
<プログラム>
◆プレゼンテーション1
RESASと金融機関データを用いた1市3町における宿泊業分析
北洋銀行 公務金融部 担当部長 荒川 武志 氏
◆プレゼンテーション2
全国各地の自治体における観光分野の事例
(公財)日本交通公社 観光政策研究部 次長 山田 雄一 氏
◆意見交換会
洞爺湖周辺地域における観光産業のあり方を探る(仮題)
【主催】内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進室、経済産業省北海道経済産業局
【協力】伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町、公立大学法人札幌市立大学、伊達信用金庫、北洋銀行

本ワークショップは、関係者のみで開催します(一般参加の受付はございません)。
当日の資料や開催結果については、ワークショップ開催後に公表します。
 

以上

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