ダイバーシティへの取り組み

TSUBASAダイバーシティ&インクルージョン宣言の制定

 2022年4月、北洋銀行ほか「TSUBASAアライアンス」※1 参加行は、ダイバーシティ&インクルージョン※2 への取り組みをより一層強化していくため、取組方針をまとめた「TSUBASAダイバーシティ&インクルージョン宣言」を共同で制定いたしました。

TSUBASAダイバーシティ&インクルージョン宣言

TSUBASAアライアンスは、アライアンスの目的のひとつである地域の持続的な成長を実現するため、ダイバーシティ&インクルージョンを競争力の源泉と位置づけ、積極的に取り組んでいくことを宣言します。

  1. アンコンシャス・バイアスを乗り越え、多様な個性・価値観を認め合い相互理解を深めます。
  2. 個の力と意欲を最大限に発揮できる公平性の高い組織・職場づくりを進めます。
  3. 多様な力を結集し、ともに高め合うことで、イノベーションと持続的成長を目指します。
  4. 各行の相互認識と連携のもとダイバーシティ&インクルージョン推進に率先して取り組み、豊かな地域づくりに貢献します。

 TSUBASAアライアンスでは、緊密な連携と協働による活動を推進することで、新たな価値や発想を生み出し、多様な個性・価値観を認め合い、それを強みに地域・社会課題の解決に資する取り組みを一層推進してまいります。

  • ※1千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行、北洋銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組み。
  • ※2ダイバーシティは「多様性」、インクルージョンは「受容」を意味し、企業においては多様な人材がその多様な個性を活かしつつ、能力を最大限に発揮し、所属する組織とともに成長していくことを目指す企業運営方針を指します。

ワークライフバランスへの取り組み

ダイバーシティ推進の取組みのひとつとして、働きがいのある職場づくりのためにワークライフバランスの実現に取り組んでいます。「コース別人事」「勤務地変更制度」など、仕事と家庭の両立を支援する制度を導入し、男女ともに働きやすい体制を整備しているほか、1週間の連続休暇や勤続年数に応じたリフレッシュ休暇による有給休暇の取得促進、毎週水曜日の定時退行日や年2回の定時退行励行週間等を実施しています。

子育てサポート企業の認定 当行は、平成19年に道内企業で初めてくるみんの使用許可を得ています。平成27年6月には3回目を取得しました。

ワークライフバランスを支援する制度

項目 内容
企業内託児所 2006年4月開設、職員・パートタイマーが利用
育児休業 子が2歳に達するまで
育児休暇制度 配偶者の産後8週間以内に10日間取得可能
育児短時間勤務制度 小学校6年生までの子を養育する職員
(6時間勤務と7時間勤務の選択制)
時間外労働の免除 小学校6年生までの子を養育する職員
半日有給休暇制度 有給休暇を半日単位で取得できる
介護休業 要介護状態にある家族の介護を行っている職員
育児・介護リキャリアプラン 育児・介護の負担に応じ、一時的に役職を下げて業務を軽減
コース別人事 ライフイベントに応じて勤務地を限定できるコースを設置
コース転換制度 ライフイベントに応じてコースの往来が可能
勤務地変更制度 配偶者の転勤・親の介護先への希望異動が可能
退職行員再雇用制度 子育て等が落ち着いた元行員を再雇用する制度

女性活躍支援の取り組み

人事部に設置した「ダイバーシティ推進室」では、職員全体の約4割を占める女性職員のキャリアアップやライフプランについての個別相談、キャリア形成支援を目的とした研修等を実施しています。

  • 育児休業取得率100%
    出産・子育てをしながら働き続けるための様々な制度やサポートがあり、パートタイマーを含めた女性の「育児休業」を取得しやすい環境となっています。

育児休業者意見交換会

  • 女性経営職登用の促進
    女性職員を対象としたキャリア・アップ支援の取り組みの一つとして、「融資担当者養成研修」、「キャリア意識向上女性向け研修」等、様々な研修を行っています。
  • えるぼしの認定

    2016年4月、道内企業で初めて「女性活躍推進法」に基づく認定マーク(通称:えるぼし)の最高評価である「3段階目」を取得し、厚生労働大臣の認定を受けています。

認定マーク「えるぼし」(3段階目)

  • 内閣府「女性が輝く先進企業表彰」受賞
    2016年12月、内閣府による「女性が輝く先進企業表彰」において、「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。
  • MSCI日本株女性活躍指数(WIN)の構成銘柄に選定
    2019年12月より、当行は女性活躍推進への積極的な取り組みが評価され、米国MSCI社が開発した「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に選定されています。本指数は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資を行う際に選定するESG指数の1つとして採用されています。

THE INCLUSION OF NORTH PACIFIC BANK,LTD IN ANY MSCI INDEX, AND THE USE OF MSCI LOGOS, TRADEMARKS, SERVICE MARKS OR INDEX NAMES HEREIN, DO NOT CONSTITUTE A SPONSORSHIP, ENDORSEMENT OR PROMOTION OF NORTH PACIFIC BANK,LTD BY MSCI OR ANY OF ITS AFFILIATES.
THE MSCI INDEXES ARE THE EXCLUSIVE PROPERTY OF MSCI. MSCI AND THE MSCI INDEX NAMES AND LOGOS ARE TRADEMARKS OR SERVICE MARKS OF MSCI OR ITS AFFILIATES.

健康経営への取り組み

2024健康経営優良法人

「職員の健康で働きがいのある職場づくり」を経営の重要な柱と位置づけており、一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、「職場の健康づくり」「からだの健康づくり」「こころの健康づくり」にかかる様々な施策に積極的に取り組んでいます。2024年3月には、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されています。

北洋銀行グループ「健康経営宣言」

 北洋銀行グループは、経営理念「お客さま本位を徹底し、多様な課題の解決に取り組み、北海道の明日をきりひらく」を実践するため、職員とその家族が心身ともに健康であることが何よりも大切であると考えます。
 職員一人ひとりが働きがいを感じ、健康で活躍できる組織づくりに努め、地域金融機関として北海道経済の持続的成長に貢献します。

北洋銀行グループ「健康経営 推進体制」

健康管理 推進体制

健康経営戦略マップ

健康経営に関する各指標の推移と目標

職員の心と身体の健康づくりに向けた具体的施策

  • 職場の健康づくり
    • 業務の効率化による長時間労働の削減
    • 介護、育児等の休暇の充実(厚生労働省認定のくるみん取得)
    • 有給休暇取得の取得促進
    • 全店禁煙よる受動喫煙防止および禁煙支援のサポート
    • コミュニケーションの活性化(1on1ミーティング)
  • からだの健康づくり
    • 定期健康診断(配偶者含む)の実施と定期健診後のフォロー
    • 人間ドック、脳ドック、婦人系がん健診の促進(費用補助)
    • インフルエンザの予防と感染防止(インフルエンザワクチン接種の費用補助)
    • 歯科疾病の予防・管理
    • 運動不足解消のサポート(提携スポーツクラブの費用補助、ウォーキングキャンペーンの実施)
    • 健康教育

スポーツ庁『FUN+WALK PROJECT』に参画しています

  • こころの健康づくり
    • ストレスチェック(全職員)の実施と結果をふまえた職場環境の改善
    • メンタルヘルス教育の実施
    • メンタル不調者の職場復帰に向けたリハビリ勤務の実施
    • メンタルヘルス相談体制の充実(産業医、保健師、外部診療カウンセラーによる個別ケア)
    • メンター制度の実施