トップメッセージ

 皆さまには、日頃より北洋銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

 本年4月1日付で北洋銀行頭取に就任いたしました。
 当行は、おかげさまをもちまして、昨年8月に創立100周年を迎えましたが、これを単なる通過点とするのではなく、新たな創業の年と位置づけ、今後の100年を見据えた経営を行っていきたいと考えております。

 さて、2017年度の日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景とした個人消費の持ち直しのほか、企業の生産効率化の動きや東京オリンピック・パラリンピックへの対応などによる設備投資の増加などから、全体として緩やかな景気拡大が続きました。また、当行が事業の基盤とする北海道経済は、外国人観光客の増加に加え、LCCの新規就航・増便により道外観光客も増加するなど、好調な観光関連が景気を牽引しており、緩やかな回復基調が続きました。一方で、北海道は人口減少・少子高齢化の先進地域であり、後継者不足による事業者の減少や人手不足感の高まりなど、将来的なマーケット縮小が見込まれております。
 金融面では、マイナス金利政策の継続により、長・短金利ともに低い水準が続きました。また、対ドル円相場は、世界の政治経済が不安定化するに伴い、ボラティリティが高まっており、引き続き注視が必要と考えております。
 このような経営環境のもと、当行は、中期経営計画『共創』に基づき、「お客さま第一主義」の徹底により、お客さまと共通する価値を創造することを基本方針とし、次のとおり活動してまいりました。

 個人のお客さまに向けては、お客さまの多様化するニーズにお応えするため、資産運用相談のサポート態勢強化に向け、より専門性の高い職員を配置したコンサルティングプラザを21拠点に拡大したほか、ほけんの窓口グループ株式会社との提携による「北洋ほけんプラザ大通」を新たに開設し、銀行休業日でも豊富な商品ラインナップによるご提案を可能とするなど、利便性の向上に努めました。
 法人のお客さまに向けては、お客さまとの対話を通じて、事業内容や成長性などを評価する「事業性評価」の取り組みを強化し、そのお取引先企業へのアンケート結果を踏まえ、お客さまの課題解決に向けた人材・ノウハウを提供するために、株式会社日本人材機構の子会社である「株式会社北海道共創パートナーズ」に資本参加し、人材紹介などの伴走型支援サービスを開始しました。また、お客さまがライフステージごとに抱える経営課題を解決するため、各種ファンドを活用した支援や海外販路拡大に向けた支援など、様々なソリューションのご提供を行っています。
 このほか、道内の地方公共団体や信用金庫・信用組合との連携を拡充させながら、地方創生の推進や地域経済の活性化に協働して取り組んでおります。

「北海道の洋々たる発展の礎となる銀行」という経営理念のもと、地域・お客さまとともにさらなる成長および新たな価値の創造を目指してまいりますので、一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

株式会社 北洋銀行
取締役頭取 安田 光春

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