2023年1月4日
株式会社 北洋銀行
北洋銀行(以下、「当行」といいます。)は、金融サービスの高度化を目的に、金融機関とFinTech企業等とのオープン・イノベーション(外部との連携・協働による革新)に向けた環境整備のため、「電子決済等代行業者との連携及び協働に係る方針」を策定・公表します。
当行の「電子決済等代行業者との連携及び協働に係る方針」は以下のとおりです。
当行は、これを変更する場合には、当行ホームページによりお知らせします。
- 当行は、社会全体のデジタル化に対応するため、フィンテックなどを活用しお客さまの利便性向上や業務の効率化を推進しております。このようななか、当行はオープン・イノベーションを促進する観点から、利用者保護を確保することに留意しつつ、電子決済等代行業者(※1)をはじめとする多様な協業先との連携・協働により、先進的で付加価値の高いサービスの創造を目指してまいります。
- 当行は、電子決済等代行業者とのAPI(※2)連携(更新系API(※3))を可能とする体制の整備を行っており、個人のお客さまの口座については、2018年4月に整備を完了しております。
(提供する機能については、こちらを参照願います) - 当行は、電子決済等代行業者とのAPI連携(参照系API(※4))を可能とする体制の整備を行っており、個人のお客さまの口座については、2018年4月に整備を完了しております。
(提供する機能については、こちらを参照願います) - 当行が提供するAPIに関するシステムは、全銀協「オープンAPIのあり方に関する検討会」による「オープンAPIのあり方に関する検討会報告書」(2017年7月13日公表)に記載のAPI標準基準及びセキュリティ原則に則っております。
なお、個人のお客さまの口座に係るAPI連携システムの設計、運用及び保守については、「TSUBASAアライアンス」(※5)が共同出資するT&Iイノベーションセンター株式会社に委託して行います。 - 当行において電子決済等代行業者との連携及び協働に係る業務を行う部門の名称及び連絡先は、以下のとおりです。
連絡先 北洋銀行 デジタル・マーケティング部
- 参考情報
当行が提供するAPIの具体的な仕様の閲覧、テスト環境などが利用できる「開発者ポータル」を用意する予定です。- ※1銀行法等の一部を改正する法律(2017年6月2日公布)による改正銀行法に定める事業者で、別途当行との間で電子決済等代行業者に係る契約を締結した事業者となります。
- ※2APIとは、Application Programming Interfaceの略。他の事業者のサービスと銀行システムを安全に連携するための接続仕様のことです。
- ※3更新系APIとは、改正銀行法第二条第十七項第一号に定める行為を含む、取引指図や情報の更新等を行うためのAPIをいいます。
- ※4参照系APIとは、改正銀行法第二条第十七項第二号に定める行為を含む、口座残高や明細等を参照するためのAPIをいいます。
- ※5千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連合の枠組みです。
以 上
APIで提供する機能(2023年1月現在)
(1)APIの種類
種類 | APIの名称 |
---|---|
更新系 |
|
参照系 |
|
- ※提供する機能が追加変更される場合は、その旨を随時、当行ホームページによりお知らせいたします。
(2)参照系APIで提供する口座情報
残高照会 | 入出金明細照会 | |
---|---|---|
普通預金 | ○ | ○ |
貯蓄預金 | ○ | ○ |
定期預金 | ○ | ○ |
積立定期預金 | ○ | ― |
外貨普通預金 | ○※ | ― |
外貨定期預金 | ○※ | ― |
投資信託 | ○ | ― |
カードローン | ○ | ― |
住宅ローン | ○ | ― |
無担保ローン | ○ | ― |
- ※「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」のみ