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2009年入行
商学部卒 -
2000年入行
文学部卒 -
2000年入行
経済学部卒
飛田:総務部で、お客さまが使う帳票の管理、税金の納入など、銀行の裏方の仕事をしています。2歳になる子どもがいるのですが、上司も同僚もとても協力的で、保育園から連絡があって早退しなければならないときも「行っておいで」と快く送り出してくれます。その分、勤務時間中は集中してがんばっています。
藤田:私は昨年出産して、今は育児休業を取得しています。上の子はもうすぐ小学校です。3年前に営業店の事業性融資の担当になったのですが、右も左もわからない中で、子どものお迎えもあるという状況でした。それでも、職場全体が仕事もプライベートも大切にしてくれる雰囲気だったので、助けられました。
磯貝:営業店で丸4年経験して、現在は本部の広報室で行内誌『アーチ』の企画や取材を担当しています。毎回、営業店や本部の方からトピックスを提供してもらうので、いろんな部署の方とつながりができます。自分だけでは絶対にできないものなので、みなさんに協力していただきながら、つくっています。
飛田:いつも『アーチ』読んでいますよ。新サービスや新商品が紹介されているので勉強になります。
磯貝:育児休業中の方にも読んでほしくて、育児休暇の話題を取り入れたりしていますが、藤田さんのところには届いていますか?
藤田:私の場合、同僚が家に送ってくれるんです。行内のニュースも載っているので、育児休業中も職場をすごく身近に感じています。
磯貝:出産や子育てを経験された方に取材をすると、まわりのサポートに助けられたという声がとても多いのですが、自分も同じように結婚出産を経て仕事を続けられるか不安に思うことがあります。仕事と子育てを両立する決断や覚悟って、いつできましたか?
藤田:私は出産してすぐでした。仕事と子育ての両立が大変なのはわかっていたけれど、仲間がたくさんいる職場に愛着があったし、切り替えできるほうが自分には合っていると思いました。
飛田:自分は職場復帰を迷ったタイプです。仕事と子育てを両方して、体力が持つだろうかと悩みました。今は、家事を効率よく行うために音の出ない洗濯機や掃除機に替えたり、週末におかずをつくりおきしたりと工夫しています。仕事面では、1日の中で行う仕事を明確にして、優先順位をしっかりつけるようにしていますね。
藤田:女性活躍支援制度では、育児短時間勤務を利用している人はけっこういますね。気持ちを切り替えて、就業時間内にきちんと仕事するようにしているみたいです。
飛田:行内の制度もどんどん充実してきていますよね。他の会社の友人からは、「自社の託児所があるのがうらやましい」とよく言われます。
藤田:最初に配属になった営業店が風通しのいい職場でした。仕事を続けてこれたのは、そこで出会った方々の影響が大きいですね。特に仲よくさせていただいている大先輩の女性は、共通点も多くて何でも相談できる存在です。先輩の背中を見て、勇気づけられています。
磯貝:私にも同じ時期に広報室へ配属された女性の先輩がいます。年齢も近くて話しやすいので、お互いにアドバイスし合って前向きになれる、いい関係です。例えば上司が書類を確認しやすいようにして渡すとか、そういう細やかな気遣いができるところも見習っていますね。
飛田:帳票管理の仕事をしていると、改善点やアドバイスをくれるのは圧倒的に女性が多い。お客さまにとっての使いやすさを考えて気軽に提案してくれます。当行の女性は積極的な方が多いのかもしれませんね。
藤田:営業店の融資の仕事は、これまで男性が担当することが多い業務でしたので、女性が担当になると、お客さまも最初は少し驚かれるようです。けれどもお取引が深まるにつれて「藤田さんが担当でよかった」と言ってくださる方もいて、とてもうれしく感じます。話し口調や親身さが、安心してもらえるのかなと思います。
藤田:仕事をはじめて思ったのは、もっと大学で勉強すればよかったということです。サークルや友だちとの時間も含めて、学生のみなさんには今しかできないことを大切にしてほしい。それを活かして、「働く」というスタートラインを踏み出してほしいですね。
飛田:仕事で重要なのは、人と人の関係性です。学生時代にはぜひ人間力を磨いてほしいですね。資格をたくさん取って武装するのもいいけれど、社会に出たら、すべてを吸収するスポンジみたいな、新しい気持ちで臨んでもらいたいですね。
磯貝:私自身は、就職活動をはじめた頃は志望業種も特になく、たくさんの企業を受けました。銀行は、いろんな部署でいろんな挑戦ができる会社。やりたいことを言い続けているとまわりが後押ししてくれます。何でもやってみたいというチャレンジ精神のある人を待っています。
※インタビュー内容は全て取材当時のものです。